MacBook Proにキーボードカバー。3000円もする「moshi clearguard」買ってみたが悪くないよ。
キーボードカバーを使おう、って生まれて初めて思ったんです。
MacBook Proのキーボードが壊れたので修理に出してみたら、結構な金額を言われた件が先日私の身にあり、ゴミだか水分だかわからないけど意識しないうちに故障してしまうなんて、長いMac人生でも初めてのことでした。
今時のMacはパーツの配置がスリムでシビアなのです。それはつまり修理費が高くなる傾向です。
Apple製品にカバーをつけるなんて到底理解できない、iPhoneケースさえ絶対使わない。こんな私でもキーボードカバーに納得できるか、試してみることにしました。
目次
キーボードカバーにも色々ある
値段はおよそ三段階、一番安いのが300円くらいで、多いのが1000円くらい。
見た中で一番高かったのが、今回私が買ったmoshi clearguardでした。
キーボードカバー全体を大きく分けると、色付きのと、クリアなのがあります。色付きについては、
Macのキーボードに合わせてトップが黒くなっているものや、
あえてデザインを変えてしまおうという発想のカラフルなものなどがあります。
3000円のやつ買ってみた
Macのそのままの姿を愛したい私としては、バックライトの光が見えていてほしいから、クリアなものが欲しいと思いました。
数百円台のカバーについてレビューを見ると「べたっとした質感がイヤ」「透明と書いてあったけど実際はしっかり乳白色」なんて書いてあるので、カバー嫌いな私には相当気に入らないんじゃないかと思いました。
3000円もするの?とは思ったけど、安もん買いの銭失いは嫌いだし、見た目のダサさが少しでも軽減されるように願ってmoshi clearguardを購入しました。
こんな、薄いプラスチックカバー(カバーのカバー)がついたパッケージでやってきました。
ちなみにうちのMacBook ProはRetina, 13-inch, Early 2015 というモデルです。新しいMacBookはカーソルキーの形が違っていてmoshi clearguardにも種類があるので注意が必要です。
浮く・ずれるのか?
早速MacBook Proのキーボードに乗せてみました。何も固定するものはなくて、乗せるだけです。
このままの状態が通常の使用方法だと思います。普通にデスクに置いている分には脱げて何処かへ行ってしまうことはなさそうです。ただ、キーで押すたび少しずつズレたりたわむのを感じます。小指で押すキーは特にそう思います。気になりすぎて打てないほどではありません。
天井にかざしてみました。当然ながらはらりと落ちます。寝Macには対応できないようです。
両面テープで固定してみることにしました
細く切った両面テープで貼ってみることにしました。使ったのは両面テープの定番王・ナイスタック。
思ったほど目立たず、それほどダサさは出ません。でも試しに剥がしてみたら跡が残ってしまいました。
これでは剥がして洗うことができないので、新たに透明素材の両面テープを買って貼り直しました。貼ってはがせるというちょっと高級品です。
3M スコッチ はがせる両面テープ 超透明 薄手 15mm×1.5m KRS-15
さすが透明度高く、見た目は良くなった。多少厚みはあるものの。
さらっと書きましたが実は細くカットするのにめっちゃ苦労しました。粘着部が伸びる素材なので、2枚重ねて切るなどの工夫が必要です。
結論:キーボードカバーを両面テープで固定したいけど細かい作業が嫌いな人は、ナイスタックにしておいたほうがよいかも!
バックライトはどうか?
moshi clearguardをつけたまま、バックライトはちゃんと見えてくれます。暗くなるとカバー自体も見えにくくなります。
ダサさ(透け)はどうか?
一番の高級品であるmoshi clearguardをもってしても「つけているのが全くわからない」とは、言えません。キーボードが黒と認識できる色には見えているし、これくらいなら気にならないかなあ、というほどの感じです。
撮り方や光の加減で全くめだたなくもなるし、逆もあるし。
めくって透かしてみると「明らかにプラスチックのシート!」と思える存在感ですが、
キーボードに設置すると意外と違和感がないものです。
ふちがぴったり合っている(MacBookのキーボード面は少し凹んだ加工がしてありますね。そのふち)のが良い要因かもしれません。
こういう部分は、カバー嫌いの私にも一応納得できるのです。
打鍵感はどうか?
カバーをつけてキーボードで入力すると、重みというか、引っかかる感じがあります。カバーをつける以上避けられないことでしょう。私はもう少しで慣れられそうかな?とは思っていますが、どうしても合わない人もいそうな気がします。
本来のキーボードの使い勝手を取るか、保護を取るか。使い勝手を少しでも損ないたくないなら、カバー自体を諦めるしかない。そういうことなんだと理解しました。
一番高いmoshi clearguardを買ってもこうなのだから、安いのだったら耐えられたのかなあ。
たしかに保護はされているようだ……
仕事をしながらパンを食べても平気。猫が来てそばで毛づくろいを始めても平気。
シートを剥がして覗いてみると、キーボードはさらっとした質感のまま、新品のように保たれています(修理から帰ってきて即つけた)。悦。
いずれにせよ、コーヒーを派手にこぼしたりなんかするとどうせ端から染みてしまうでしょうけれど。少し濡れた手で触ってしまった、くらいならちゃんと守ってくれそうです。
使い出してまだ一週間ほどですが、カバー表面にはうっすら白い跡や凹みがつき始めました。これほど、キーボードには皮脂などがつくのだなあ。左のコマンドキーの部分は、ちょっとノビていますね。
果たして今後どのくらい保つのか。
結果:まあ良かったと思う!
- 心配していたほどダサくならなくて済んだ
- キーボードの使い勝手はどうしても犠牲になる。けど慣れそう
- 両面テープでの貼り付けに意外と苦労が
保護を取るか、本来の見た目と使い勝手を取るか。見た目と使い勝手のストレスはそれほど、保護された安心感のほうが勝りました。だからとりあえず今のところは、moshi clearguardをチョイスして間違っていなかったと思います。
moshi clearguard (JIS)(2012model) [MacBook Pro等対応 日本語キーボードカバー]