3Dプリンタとあそぼう!はじめての「MakerBot Replicator」データ準備編

3Dプリンタ・MakerBot Replicator 2

3Dプリンタ・MakerBot Replicator 2

3Dプリンタ「MakerBot Replicator 2」を使える機会がやってきました。

3Dプリンタ「Makerbot Replicator 2 」を寄贈いただきました – オオサカンスペース★ブログ

とりあえずはお遊びとしてなにかプリントしてみようと思うので、使い方を下調べしてみました。(情報はMac中心ですがご容赦ください。)

3Dプリンタって、なんぞや?

まずはご存知ない方のために。3Dプリンタとはその名のとおり、データを元に3Dオブジェクトを”プリント”する機械です。インクのかわりに専用のプラスチック素材をセットして立体物をつくることができます。

3Dプリンタでプリントしている

非常に高価なもののように思えますが、この機種の値段は二十万円台。個人でも買える価格で、じわじわと人気が高まっているらしいです。

“Replicator”というネーミング、かつてStar Trekマニアだった私にはめっちゃそそられます。

データはどうやって用意するの?

自分で3Dグラフィックソフトを使って作ります。

またもしくは、MakerBotのメーカーによる”オブジェクト共有サイト”Thingiverse“というのがあります。ここからダウンロードしたデータを3Dプリンタでプリントすることもできるし、自分でつくったデータをアップロードすることができます。

どういうデータが必要?

.obj, .stl, .thing のどれかのデータ形式が必要みたいです。

制作ソフトはどうしたらいい?

昔みたいにうん十万するものばかりではなく、1万円以下、もしくは無料で使える3Dグラフィックソフトはけっこう見つかりました。ただ、MakerBotが扱えるデータ形式に対応しているものを選ばなくてはなりません。

まず、Googleの3Dソフト・SketchUpがあります。当サイトでもかんたんな使い方を紹介しました(→記事はこちら)。

ただ、SketchUpのPro/無料比較表を見ると、無料版ではこれらのファイル形式への書き出しができないみたい。Proは大丈夫そうですが、価格はたしか7〜8万円でしたから、遊びで使うのにはちょっと高い。

3Dソフト、App Storeにも安いのあります

つぎに、Mac App Storeを3Dで検索してみると、一万円以下の3Dソフトウェアがいくつか見つかりました。案外あるんですね。

中でもAutodesk Inventor Fusionというソフトは無料で、レビュー欄に「これでMakerBotでプリントするデータを作っています」というコメントがありました。たぶんこれは使えるでしょう。

その他、見つかったものをひとまずリストアップしておきます。

以上のリストは実際にMakerBotで出力できるのか、もしくは使い勝手とか、そこまでは全く把握できていませんのでご了承ください。

データ変換すればソフトはどれでもOK?

それから、3Dのデータ形式を閲覧したり変換したりできるオープンソースソフトウェア・MeshLabというのがあり、これを使って変換できる形式であれば、どんなソフトであれプリントできるのかもしれません。

実際にプリントするには

実際にプリントするには、MakerwareというMakerBotのバンドルソフトを通します。自分の3Dグラフィックソフトで完成させたデータを、Makerwareに読み込んで、位置や大きさを調整してからプリントします。

Makerwareのようす

公式サイトにも書いてありますが、「Makerwareはデザインソフトではありません」。別途、自分で用意した3Dグラフィックソフトが必要です。私も勘違いしていました。

 

まだ実際に3Dプリンタを使うところまでいってないので、かんぺきな情報ではないことにご注意ください。3Dソフトの使い勝手やThigiverseでこんなのあるよ!など、ご存知のかたは情報をお寄せいただけませんでしょうか?下記のツイートボタンからTweetして頂ければ届きます。

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