会話苦手な奴は鉄板質問にコレを入れとけ!-「読書は『アウトプット』が99%」を読んで

読んだ本のことを話す

読んだ本のことを話す

「ねえ、最近、どんな本読んだ?」

そんなこと、誰かに聞いてみたことありますか?

その本の中身について語れば、その人が何を知ろうとしているかがわかるし、なぜその本だったのか理由を語れば、人生の背景がうっすら見える。実はこれ、仲良くなるための鉄板質問らしいです。

読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方 (知的生きかた文庫)
著/藤井 孝一
出版社/三笠書房

読みっぱなしじゃなく、伝えると、きっと何かいいことが

この本は、全くタイトルどおり、本を読んだらアウトプットしよう、そうすることで読んだ効果が何倍にもなる、という趣旨の本です。

アウトプットとは、読書会、ブログに書くこと、単純に周りの人に話すこと、その本をすすめることなどを指し、著者がどのように実践してきたかなどについても述べられています。ボリューム少なめの文庫本なので、出張のお供にちょうどよろしゅうございました。

うーん、コンサルタント…

ただ、この手のノウハウ本にはありがちですが、どこかのレビューに「週末起業コンサルタントが自分の本を売るために書いた本」なんて書かれてしまっていました。それはたしかにちょっと、そうやなあ、と苦笑してしまうところはあります。

だけど、テーマには共感しました。読んだ本のことを伝える・表現するということ、わりとたくさん読む人でも、あまりしないのではないですか?

さっそく会話に取り入れてみよう!
「最近、どんな本読んだ?」

「最近どんな本読んだ?」という会話ってふつうにステキかも。でも、そんな会話をしたことがある人のほうがめずらしいでしょう。盲点だったんですね。

しかし、誰に聞いても全く失礼になりません。上司やお客様との会話のネタにはもちろん、目上の方に聞けば何かすごい気づきが得られそうでもあり、はたまたデートの相手に使えば一気に場が知的に。活字を読まないおバカかどうかの判断も一瞬で!おお、なかなか使い出があるではないですか。

会話苦手という方はテッパンの質問にしておくといいですよ。会話苦手な方がすべきこととは、自分語りを一切やめ、とにかく相手に質問することです。

ねえねえ、最近、どんな本読んだ?

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