阪神甲子園駅の改築が決まった
ニュースなどでご存知の方も多いかもしれませんが、甲子園球場の玄関口、阪神甲子園駅がリニューアルされることが決定したそうです。
4月の市議会議員選挙で「甲子園駅の改築実現を」って掲げてた候補者さんが多くて、それでそんな計画があるんだ?!って知った訳なんですけれど、とうとう実現するんですね。
たしかに現状の駅、1960年代の築だそうで、ホームも狭く、バリアフリー的にも正直しょぼいのが気になります。試合のときなんか、ホームに人が多すぎて「誰か落ちたりせえへん?!」って感じですし。それにエスカレーターが1機ずつしかないので、車いすの乗客を駅員さんが支えながら上げる様子を見るにつけ、不便そうやなって思てました。
今度のリニューアルでホームも拡張され、エレベーターが5機設置される予定だそうで、それはとってもいいこと。
でもちょっと寂しかったりもします。
イラストは、だいぶ前にスケッチした甲子園駅舎です。よく見ると、なかなか面白い造形をしているんですよ。緑の三角が何個か連なった形の屋根で…なんでしょう、六甲山系のイメージなんでしょうかね?
全体的にもなんとなく古くさい、半レトロという感じの雰囲気が漂っていて、あの駅の感じは結構好きだったりします。
一方リニューアル計画を見ると、今度は白球のイメージだったり、甲子園特有の浜風が通り抜ける構造を採用するそうです。
変わってしまうのは寂しいですが、地元に愛されるような建物ができてくれることを期待します。
それと、駅舎を覆うようなあの巨大クスノキ(イラスト内、左上のやつ)も、残るんですって。これもとってもいいことですね。