震災ボランティア活動マンガを無料公開

マンガ「愛ちゃんのボランティア神戸日記」「マンガ・愛ちゃんのボランティア神戸日記」というマンガを無料公開するためのウェブサイトを作りました。
http://factory70.web6.jp/volunteer/

この作品は、阪神・淡路大震災の後に神戸でボランティア活動を続けていた著者さんが、そこで体験したことを素朴なタッチで描いたものです。感動もあるし、悲しいこともあるし、結構ショックなことも。そんな感じのマンガです。

出版ネッツといって出版業界のフリーランスの組合があるんですが、この会合で「この度の震災に際して私たちに何かできることはないか」という話があって、そのなかで、著者さんがこの作品の無料公開を申し出られました。


で、たまたま居合わせた私が唯一その場でウェブできる子で…という流れで。

あいてぃーって、いつも商売っけの濃い話ばかりしている世界ですから(w、ボランティアや慈善活動とクロスすることは珍しい。だからこんなふうにウェブ屋としての力を災害のために(間接的だけど)使えるのは、貴重な機会だし、すごく嬉しいことです。

もう阪神・淡路も16年以上前になっちゃったし、いまさら感を持つ人もいるかもしれません。もちろん、今回の状況は阪神・淡路とは(というか災害によって毎度)全く違います。が、このマンガは良い「参考書」になると思います 。

今はまだ、日本中が東北地方を注視しているけど、そうではなくなったあと、被災地ではどんなことが起こりうるか。この本に書いてあるのは阪神・淡路のときはどうだったか、という話なんですけど、それはできたら、たくさんの人に知っておいて欲しいなと、いちおう元被災者である私は思います。

これから、被災地に対しては長いスパンでの支援が必要になるでしょう。このサイトには即効性はないかもしれませんが、より良い支援活動の肥やしになってほしいと願っています。

どなたさまも無料ですので、よかったらいちど読んでみて、知ってみてください。

http://factory70.web6.jp/volunteer/
(PC版のみ提供)

(この記事は、以前mixiに投稿した記事を再録したものです。)

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