3Dプリンタのご購入をお考えの皆様へ。
この数日、テレビで3Dプリンタをやたら見かけるなあと思っていましたら、先週東京ビッグサイトで開催されていた「設計・製造ソリューション展(DMS)(2013年6月19日(水)~21日(金))」に3Dプリンタがいくつか出展されていて、それを取材したものだったようです。
Factory70 Blogでもいくつか3Dプリンタに関する記事を書き、実際に作って試したりもしてきましたが、なかなか扱いが難しかったのです。テレビのイケイケな煽り文句を聞いていると「えーw」なんて、ちょっとだけ引いてしまうのでした。
こんなにあるよ!3Dプリンタの機種
ところで改めて調べてみると、意外なくらいたくさんの機種が出ています。
去年の暮れから私たちが接してきたのは、アメリカ産のこの2機種。
アメリカのAmazon.comに行くと、もう「3Dプリンタストア」なんていうのができてしまっていまして、他にもかなりたくさんの機種が出ています。価格は1200ドルから1500ドルくらい。
結構、見た目・形もさまざまで、こういう無骨系なのもあれば…
これ↓なんかかなりオシャレ。フィラメントがミシンの糸みたい。
二色刷りできる機種もあります。これ↓とか、MakerbotやCubifyの上位機種なんかもそうです。
国産メーカーのもあるよ。
↓こんな本格的なやつもヨドバシで買える世の中なの……!
価格: | ¥17,010,000(税込) |
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ポイント: | 1,701,000ポイント還元(¥1,701,000相当) |
何そのポイントwwwwwww
でも、3Dプリンタに、夢見過ぎちゃいけないってば。
3Dプリンタに関するテレビの報道を見ていると「新たなる産業革命」とかってやたら煽られているのが気になりました。これを買ったら一山当てられるかも……?!なんて夢を見る人も出てくるかもしれないけど、ちょっと落ち着いてください。
家庭でも買える値段のものが出ていますけど、アメリカ製の2機種を試したところでは、これらはとってもデリケートな機械でした。まだ2機種だけ、と見るか、2機種とも?!と見るかはわからないけど、家庭用はまだまだそのレベルなんですね。
どの程度の信憑性かわかりませんが、プラスチックフィラメントを編み上げるタイプのは湿気に弱い、なんて話も聞きます。アメリカならいざ知らず、湿度の高い日本では…?とか。それにそもそも、ちいちゃなパーツひとつプリントするのにも何時間もかかるのだしね。紙の印刷をイメージしちゃだめです。なので、
3Dプリンタ買う→何かをひたすらガンガン刷る→ガンガン売る→大儲けニャッハーー!
…みたいな単純な話に持ってくのは、たぶん難しいよ、ということです。
そんなんじゃなくて、もっとクリエイティブでひとひねりした使い方を考えるほうが建設的で、3Dプリンタの活かし方としては合ってるんじゃないかなって思います。
ところで、3Dプリンタは買ったとして、データどうやって作るの?
3Dプリンタは流行っても、3Dのデータ作れる人が意外と少ないとかなんとか。
……。
……はーーい!
私、やりますよ!!
(*´∀`)ノシ
3Dのデータ作りたいときは、よかったら声掛けてくださいね。もちろん料金は頂くけどね。