Adobe CCを安くしたい?「デジハリAdobeマスター講座」に申し込もう!フリーランスでも社会人でも使えるよ
当ブログのイラレTips記事はちょいと古めにもかかわらず今も人気の上位を占めてて、読者のみなさんの中にはイラレ使いの人も多いんだろうな〜と想像がつくわけですが。
Adobe CCコンプリートプラン契約中のクリエイターさん?ちょっと聞いて~~。普通の契約から乗り換えると、めっちゃ安くなる方法があるよ。
私も最近まで知らんかったんやけど、今気づいてほんまよかったわ。
Adobe CCを安く買えたらうれしいよね
デザイナー、イラストレーター、写真家、動画クリエイター。ちゃんと企業と対等に仕事しているプロの人ならわかるよね。Adobe Creative Cloudはなんやかんやで必須。最近流行中のフリーソフトじゃどーにもならんのです。
とはいえ、コンプリートプラン、月6,248円(税込)。払えない額ではないとはいえ、安くなればうれしいのにな……って思いませんか。
私も思ってました。でも、業務用ツールとしては安いものだし、経費だから、まぁ、ね……って思考停止したまま毎月払いつづけてはや数年。
でも今さらながら気づいたんですよ。
「Adobeマスター講座」に申し込めば安くなる!
「Adobeマスター講座」でAdobe CCが安くなる
「Adobeマスター講座」とはなんぞや?
簡単にいうと、有名専門学校デジハリのオンライン講座(3ヶ月間)にAdobe CCコンプリートプラン12ヶ月分がセットになったもの。
Adobe CCを公式で個人契約すると、年間まとめ払いで72,336円(税込)。月々払いの場合は6,248円(税込)×12ヶ月で74,976円。
それが「Adobe マスター講座」なら↓↓
税込で39,980円。
12ヶ月で割るとひと月あたりおよそ3,300円。
月6,248円が、3,300円に。
めっちゃありがたいと思いません?
なんでそんなに安いのか
「Adobeマスター講座」がなんでそんなに安く買えるのかというと、学生版価格だからです。申し込む人はデジハリの通信講座の学生になり、それにAdobe CCの学生版がついてくる、ということ。
Adobe CCを安くする手法でAmazonのセールを狙って年間ライセンスを買うってのもあるんだけど、それと比べても安い。しかもセールのタイミングを待つ必要もない。
仕事利用も大丈夫
学生用ライセンスだからといってAdobeのソフトの機能じたいはまったく変わらないし、商用利用OK=仕事に使えるライセンスです。
手続きもめちゃかんたん
社会人でもわざと学生になってAdobe製品を安く買うのは、買い切り制時代からの定番手法でしたね。私も放送大学入ったことあるよ。でもこの方法は、学生になるためにいろいろな書類手続きがあって、正直お手軽ではないです。
でも「Adobeマスター講座」は書類手続きはまったくいらなくて、その日のうち、ていうか数十分で手続きが完了します。便利な世の中になったもんだ……!
「Adobe マスター講座」は誰でも使える
ただ、ここまで読んでこう思った人もいると思います。
- いや、いま専門学校なんかいく予定ないし
- ていうかすでにAdobe CC契約してるから……
私も、まったくそう思ってました。
専門学校なんかいく予定ないどころかイラレの参考書執筆したくらいの人間なんで、こんな私が申し込むものではないな。今からAdobeを覚えたい人のためのやつだよな。CCは年間契約の途中だしな……と思ってました。
でもFAQとか約款とか読みこんでみると、
- 学習ノルマや作品提出の義務があるわけじゃない=講座はやらなくてもいい
- 仕事してる人や個人事業主が申し込んじゃダメとも書いてない
- 年齢制限もない
- しかも、来年もう一度同じ講座を申し込むことができる(!)
ようするに、誰でも申し込めるのです。なんと。
ふーむなるほど!と思い、思い切って申し込みしてみたら、なんとまああっさりと、15分後には年間39,980円(税込)というお得価格のAdobe CCが手に入ってたのです。
Adobe CC契約中に「マスター講座」を購入すると、どうなる?
すでにAdobe公式サイトでCCを契約している人が「Adobeマスター講座」を購入すると、こうなります。
- 専用のシリアルコードが届く
- シリアルコードを使った月から「Adobeマスター講座」で得た12ヶ月分が適用される
- 元々のCCの契約はそのまま残る
- 月額料金は「Adobeマスター講座」の12ヶ月分が終わったあと(つまり来年の来月)から引き落とされる
Adobe IDはそのまま
いま使っているAdobe IDはそのまま使えます。
つまり、いまあなたのコンピュータにはすでにイラレやフォトショが入っていてお好みの設定をしてあるだろうけど、設定もCCライブラリもそのまんまで使えます。インストールし直す必要もありません。
元のCCは解約しなくていい
元々のCCプランは解約しなくて大丈夫です。解約するとAdobe Portfolioやストレージも消してしまうことになりめっちゃ不便ですが、その心配は要りません。
年間プランの解約手数料はかからない
年間プランは、切り替え月以外のタイミングで解約しようとすると2千円くらいの解約手数料を取られますが、「Adobeマスター講座」への乗り換えではそれはかかりません。
年間プランの更新タイミングは「Adobeマスター講座」の12ヶ月分が終わる月に延期されます。
CC個人契約から「Adobeマスター講座」への乗り換え手順
すごくシンプル。
- 「Adobeマスター講座」に申し込みをする
- Adobeの専用画面で必要事項を記入
決済がおりれば即座にシリアルコードが届くので、クレジットカードを使って全行程15分くらいで終わりました。
1.「Adobe マスター講座」に申し込みをする
まずは申し込みページへ行きます。
約款等を読んでチェックを入れる→メールアドレス、氏名、住所などを記入→クレジットカード情報を記入、という感じの流れです。
クレジットで決済されれば、直後にメールが届きます。学生版Adobe CCのシリアルコードも届きます。
2. Adobeの専用画面で必要事項を記入
教育用プランの専用ページがあるので、そこへ行って必要事項を入力します。
https://creative.adobe.com/ja/educard
この辺の手順はデジハリ・オンラインスクールからのメールにも書いてあるので、一度目を通してからやりましょう。学校名とか卒業予定のことも教えてくれるので、指示通りに。
途中でAdobe IDでログインします。すでにCCの契約に使っているIDを使います。
手続きはこれでおわり。
元のCC契約が伸びたのを確認
シリアルコードが受け付けられるとAdobeからもメールが届きます。
では、元の契約がどうなったか、見にいってみましょう。Adobeアカウントのページからプランを見ます。
「次のお支払い予定日」はさっきまで来月の日付が記されていましたが、来年に伸びました。年間プランの更新日も、数ヶ月先のはずでしたが、同じ来年の日付に変わりました。
来年まで引き落としはない=39,980円で1年先までのライセンスがちゃんと買えた!ってことが確認できました。めでたしめでたし。
気になること、デメリット
デメリットらしいデメリットは特にないんですが、気になることとかをちょっと挙げておきますね。
来年も同じ契約を自分ですること
来年も引き続き安く使いたかったら、来年のいまごろ、自分でもう一度「Adobeマスター講座」を申し込みしにいかなくちゃなりません。
前述の通り手続き簡単なので、面倒というほどのことはないんだけど、忘れていると自動で一般価格に戻っちゃいますよ、ということ。
自動更新は止められない?
すでにCCを契約してある場合、Adobeアカウントの管理画面上では、自動更新を止めるには解約しかありません。「今後Adobeマスター講座を使い続けたいので、自動更新を止めてほしい」という場合はサポートに連絡する必要がありそうです。
シリアルコードを使うタイミング
シリアルコードがいつまで使えるか?FAQとか見ても特に書いてないけど、たぶん、申し込んだらすぐに使う想定で利用したほうがよさそうです。
この商品は「オンライン講座を受けて勉強するので、そのためにAdobe製品を買います」という前提です。申し込みしてから数日くらいなら問題ないでしょうけど、講座期間の3ヶ月を過ぎて登録するのはさすがに矛盾しちゃうよね。おそらくだけど、いわゆる「買いだめ」的な使い方はできないと思われる。
月額の残り日数??
タイミングによっては現在契約中のプランの残り日数が消化されちゃうかも?ということでした。私は月末近い日にやったんだけど、これでよかったんだろうか。シリアルコードはいつ登録するのが得だったのかな?引き落とし日の直前で合ってた?ちょっとイマイチわかんないのでまたわかったら追記します!!
学生証はもらえない
学生証はもらえないので、各種学割は使えません。ただ、デジハリの生徒用オンラインショップでいくつかのプラグインが安く買える、とのこと。
法人名では買えない(個人でしか買えない)
会社名義で買うことはできない。なぜなら、勉強するのは個人だから教育用ライセンスは個人しか持てないのです。あと現状グループライセンスを使っている人もいちどAdobeに問い合わせたほうがいいかも。
領収証はデジハリ・オンラインスクールからもらう
Adobe製品は立派な仕事の道具であり経費ですが、Adobeではなくてデジハリ・オンラインスクールにお金を払ったので、領収証もそちらからもらいます。帳簿ルーティンがちょっとだけ変わるのでご注意。
仕事の幅を広げるのにもいいかもしれない
講座は別に受けなくていいって書いたけど、もちろんせっかくだから勉強してもいい。
プロとして活動しているフリーランスクリエイターでも、いやーフォトショはわかるけどイラレを覚えなくちゃね〜とか、アニメや動画に興味があってPremiereやアフターエフェクツを使ってみたいって前から思ってた、なんて人もいますよね。
そんな人にはいいきっかけになるんじゃないかな。使えるようになったから、で仕事の幅がひろがることってけっこうあるしね。
Adobeマスター講座で学べるソフト
- Illustrator……イラスト制作、印刷物やウェブサイトのレイアウト作成
- Photoshop……写真加工、イラスト制作
- After Effects……動画、アニメ、モーショングラフィック
- Premiere……映像編集
- Dreamweaver……ウェブサイトコーディング、開発
- InDesign……書籍や冊子のデザイン
デジハリは「アドビプラチナスクールパートナー」という、いわばAdobeのお墨付きをもらっているので、質はいいはず。講座は1ヶ月のビデオ学習と、2ヶ月間の課題制作(と添削)がついているそうです。
CCアプリにはアプリアイコンがずらずら並んでるけど、せっかくのコンプリートプランなんだし、使い倒してやりてぇ〜って願望が沸くときがあるよね(笑)
結論 : 即乗り換えをおすすめしたい
この記事でお伝えしたかったことをまとめますと、次のとおり。
- 「Adobeマスター講座」へ申し込むと、誰でもAdobe CCコンプリートプランを学生用価格で買える
- すでに一般価格でAdobe CCを契約中の人でもOK
- 「Adobeマスター講座」を購入すると、いま契約中のAdobe CCの料金は来年まで請求されない
- 来年もまた「Adobeマスター講座」を購入してOK! ただしまた自分で手続きする必要がある
- 使ったことないAdobeアプリの講座を受けて、仕事の幅を広げられるかも?
つまりひとことでいうと、
大きなデメリットは特にないので、CCコンプリートプラン個人契約中の人はすぐにでも「Adobeマスター講座」に乗り換えたほうがいい
と申し上げたい。
乗り換えたからといって機能も設定も変わらない、まったく同じものなんだから、少しでも安く使えるに越したことはないな、というのが私の考えなんですけど、どうでしょう。
いつまでこのお得を享受できるかは未知数だから、気になったら早めに申し込むのがいいと思うよ。それでは!