SketchUp初心者ガイド[2]–残波岬灯台を作ってGoogleEarthにうpしてみた
SketchUp初心者ガイド[1]からのつづき。Googleの3Dソフト・SketchUpのつかいかたがざっくりと把握できたところで、実際にある建造物を作ってみることにしました。
ターゲットはまえにいったことのある残波岬の灯台。エメラルドグリーンのさんごの海、急に切り立った崖に、まっしろなボディがとっても印象的なんですよ。
なぜ現実の建物なのかというと、SketchUpにはGoogle Earthとの連携機能がFree版でも組み込まれていて、じっさいにだれかがSketchUpで作った建造物をGoole Earth上で見たり、データをアップロード/ダウンロードしたりできるのです。
とりあえずは、同じ沖縄の建物の3Dデータを探してみます。首里城もありますね。ダウンロードすることもできます。
これはとても立派。
まあちょっとここまでは初心者にはむずかしいだろうね、ということで灯台です。
大きさを把握する
まずは実際の大きさを把握しておきます。どこまで正確にしないといけないんだろうか。ちょっとわかんないけど、とりあえずwikipediaで調べてみるか…。
塔高 30.61 m (地上 – 塔頂) 灯火標高 40.03 m (平均海面 – 灯火)
(wikipedia:残波岬灯台 より)
わかんないので、目印に30mのポールでも立てておきます。だいたいこれに合わせてつくればいいか。
ちなみに、右下のボックスに数値を入れると、正確な寸法のオブジェクトがつくれます。
タワーをつくる
では、タワーの部分を作っていきます。ほとんど正方形に近い台形(上辺がちょっとだけ狭い)を作って、床面に円を描き、フォローミーツールで回転させます。
柵をくっつけます。
こういう形を作って、塔の周囲にくっつけてフォローミーさせます。
あとで透明色をバケツツールで流し込むと、透けた感じになりました。
塔の先端を作ります。
扇型に四角がのかった形を作る→床面と水平の円形を描き、塔の頂上に合う大きさに調整→フォローミー
という手順で作りました。ちょっとめんどくさい。
先端の球体は、あとでくっつけます。
柱は円形をかいてプッシュ。その上にさっきに先端部分をのっけます。
これで塔部分はだいたい完成。
土台の建物をつくる
建物をつくります。五角形のような変わった形です。
飛び出してる部分(なんて言うんだろう)をつくるのがちょっとだけ一苦労。まずは単純に五角形を描いて、プッシュで立ち上げます。その屋根の縁に付くちいさい平面の四角を描いて、それからフォローミーツールで周囲にひっぱっていけばいいのですが……なにかどうもさっくりいかない感じ。変な方向にのびてしまったりとかしてしまう。ここはもう少し要研究、でしょうか。
あとはドアとか
なにか横の入り口とか
…を、写真を見ながらくっつけていきます。正確な寸法がわからないけど、こんな感じでいいのかなあ。
いちおう完成しました。例によってスーザンと記念撮影!
もー、こっち向いてって言うてるやんかー。
以上、SketchUp初心者がじっさいの建物をつくってみるの巻、でした。
3Dって聞くと「うわーっ」と思うけど、意外にかんたんでしょ?
じつはこのあと、タイトルのとおりGoogle Earthにアップロードしてみようとためしてみたのですが、それはうまくいきませんでした。
それでは、続きはまた後日。