スタートアップにデザイナーが必要な、とてもシンプルな理由-「ハッピーアワー」の事例

スタートアップデザインの事例「ハッピーアワー」

スタートアップデザインの事例「ハッピーアワー」

私がデザイナーとしてUIデザインをお手伝いした新しいウェブサービス「ハッピーアワー」は先日ユーザー数が3,000名を超え、徐々に活況を見せ始めています。

スタートアップにとってデザインはとても重要だと私は思うのですが、エンジニアやいわゆる”起業家”が何かを始めようとするとき、その点を全く見落としてしまうことが多いように感じられます。

スタートアップにデザインが大切な、シンプルな理由をお伝えします。

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スタートアップにとってデザインが重要な理由

理由1:まだ世の中にないものだからこそ

スタートアップや新しいウェブサービスは、それは世の中にまだないサービスか、あるいは海外にはあっても日本にはないものだったり、けして既に世の中になじみのあるサービスではないことが多いでしょう。

そんなスタートアップにとって、戦うべき相手の大きなひとつは、ユーザーの「分かりにくい」というフィードバックです。運営する側はよく分かっていても、ユーザにとってはわかりにくい、ということが起きがちです。

多くのユーザーに受け入れてもらうには、コンセプトや伝えるべき相手がしっかり設定されていることがまず第一に必要ですが、それに加えて、親しみやすいデザインや、UIを工夫することが必要です。

「わかりやすさ」は、見た目によって変えられる可能性の高い要素なので、利用しない手はありません。

理由2:ロゴはあらゆる場面で必要じゃないか?

新しいサービスを広く告知したいとき、ちゃんと練って作られたロゴがあるかどうかで訴求力が大きく変わるのは、言うまでもありません……と思っていたのですが、意外と、きちんとしたロゴを作らないで走り出すサービスが多いのに気づきました。

もしあなたがスタートアップの運営者ならば、これからいろいろな場面でロゴマークの必要性を感じるでしょう。例えば、広告を出すとき、プレゼンの資料を作るとき、メディアに情報を流すとき、などなど。チラシや販促グッズを作ることを考えてみても、ロゴがなければなかなか格好がつきません。

きちんとしたロゴがあれば、ユーザーや記者や投資家の印象に残ることでしょう。

シンプルでも、7つの秘密。

以前の記事で「スタートアップデザインに込められた7つの秘密!」を書きました。「ハッピーアワー」を題材にとり、そのデザインに込められた意味を解説しました。こちらも合わせてお読み頂ければ幸いです。

シンプルなサイトですが、それだけのことを考えて作っているのです。

スタートアップデザインの事例「ハッピーアワー」

スタートアップにおいては、あまり予算がないこともあるでしょう。それで知り合いや学生の駆け出しのデザイナーを捕まえてくることを考えている方もいるかもしれません。ですが、私のようにそれなりにキャリアがあるデザイナーに任せてもらえると、彼らより少し値段は高いかもはしれませんが、きちんと意味のあるものをお作りすることができます。

いまいち魅力的でないロゴ、あまりサービスの内容を表しているとはいいがたいロゴを採用してしまうと、後がたいへんです。いったん決められてしまったサービスのロゴを変更するのは、なかなかに困難な作業です。

 

また、私はプログラムを書く事もしますので、コードを書く人との連携を考えながら仕事を進めることができます。エンジニアとGithubでやり取りをしてもいいし、もしくは、人がいなければ、私がエンジニアとデザイナーの二役をすることもできます(でも時間はかかってしまいますので、その点はご承知ください)。

これから新しいウェブサービスやアプリを制作する方は、ぜひお声がけください。
(→お問い合わせはこちら

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