[ニューカレドニア一人旅日記:4]魚群でフィーバー
ヌメアの街中でいろとりどりの造花屋を見つけた。海中も、おおげさじゃなくこれくらいカラフルだった。
マンタを見た次の日は、巨大なリーフの真ん中あたりにあるポイントへ連れて行ってもらった。ニューカレドニアの海がどれだけ豊かか、改めて思い知らせてもらった日になった。
一本目。砂地にいくつも根(サンゴとかのついた岩のカタマリ)が点在するポイント。なんと、アオウミガメを10頭以上も見た。
カメさんは警戒心が強くて、見つけたとたんにすぃーーっと逃げてしまうものだと思ってたけど、ここのカメさんたちは根にもたれてだらだらしている。触れるほど近寄っても逃げない。間近で見るカメさんの顔は、とてもテンションが低そうで、眠たそうである。やたらと癒された。
エアの減りも少なかった。カメさんのテンションが伝染したのか?
二本目。巨大な根、というかほとんど山の上を飛行するようなポイント。ここはとにかく魚影が濃い。
ヨスジフエダイという黄色い魚がひどく群れていて、まるで黄色いカーテンがいくつも吊ってあるよう。魚群に近づいて泳いでいくと、群れがぶわぁとふたつに分かれる。分かれた群れはまた違う群れと合流して、さらに大きい群れになったり。また突っ込んでいくとさらに分割したり。面白い!
まあそういういらん事ばっかりしていると、一本目よりだいぶエアは消費していたのだった。