販促物に写真とイラスト、どっちを使うか。[パンフレット制作を例に比べてみました]

販促物制作における、写真とイラストの違い[パンフレット制作]

パンフレットなどの販促物にはほぼ必ずといっていいほど商品の写真が使われます。これを写真ではなくイラストにするという手もあります。

写真ではなくイラストにすると、見る人の想像力を引き出すようなおもしろい効果があります。この記事では、写真とイラストの使いどころの違いを、ドーナツショップのパンフレットを例に解説します。

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全く同じデザイン、同じ題材で比較してみました

写真とイラストでは、題材が同じものでも訴求の指向が違ってきます。ここでは、全く同じ内容、同じデザインの二つの例で、イラストと写真の違いを比べてみます。

写真の場合 : 直接的に伝える

ドーナツショップ デザイン制作例 写真ver

当然ながら本物のドーナツを写したものですので、商品の特徴を伝える力が強いのは写真のほうです。また、その商品が置かれた場所や状況(お皿やキッチンの様子など)を直接的に伝えます。このように、商品の特徴や利用場面をぶれることなく伝える必要がある場合は、写真が有効です。

イラストの場合 : 想像力をもたせる

ドーナツショップ デザイン制作例 イラストver

絵柄がリアルなドーナツを描いていても、「ドーナツというもの」というような概念的な空気が生まれるのがイラストレーションの特徴です。ドーナツを手渡した先の人の顔、あるいはドーナツがある風景など、そのもの以外の様子を見る人は自然と連想します。このように、「想像させる」という効果を持たせたい場合はイラストが有効です。

以上のように、イラストと写真ではそれぞれに違う特徴があります。どちらが良い・悪いではなく、特徴を把握して使い分けるのが効果的です。

パンフレットとイラスト、合わせて制作

今回サンプルとして使用したのはドーナツショップのパンフレットで、一般客向けではなくフランチャイズ獲得のためのいわゆるBtoB用途のものです。

販促物制作における、写真とイラストの違い[パンフレット制作] 中面 イラストとデザイン療法を手がけた例(イラスト制作費は別途かかります)

この制作例ではFactory70がパンフレットデザインとイラスト制作、両方を手掛けました。

販促物制作における、写真とイラストの違い[パンフレット制作] イラスト制作費は別途かかります

イラスト入りの販促物を制作する場合は、ぜひご相談ください。

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