京都芸術デザイン専門学校の卒展を観てきました
この日曜日、京都の四条烏丸にある京都産業会館・きらっ都プラザにて「KIDW+ (Kyoto Institute of Design Works+) 京芸デ 卒業制作展 2012」を観てきました。
京都の芸術系専門学校の卒展ですね。卒展なんて何年ぶり?!という感じですが、こういう展覧会は、一般のエンターテインメントと違って、観るのたいへんなんです!
それだけに、なかなかいい刺激になりましたよ〜。
何がたいへんなのかと言うと…それぞれの生徒さんが2年間の学習の成果としていろんなバックグラウンドを詰め込んで制作したものを展示しているから(それも数百点)、ひとつひとつを考えながら観ると、ほんとうに頭がパンクしちゃいそうで。
それほど、それぞれが力を込めて制作したんだなぁ!というのが分かるし、とってもパワーを感じます。
全体的にみると、学校の得意分野というか歴史が出るのかな?という気がします。つまり昔からノウハウを貯めているであろう、グラフィックデザインと建築系にはクオリティの高いものが多かったという印象でした。
どの学科も、作品じたいのクオリティはじゅうぶんすぎるほど高い人が多かったです。ただちょっと「詰めが甘い」感じというか、自分の好きなもの・ことにこだわっちゃってるんだろうなぁという感じのする作品もちらほら。
とはいえ、中には「これマジで商品化するつもりなんじゃないの?!」と思えるくらいプレゼン能力の高い展示をしている生徒さんもいて、そういうの観ると、追い立てられますね!私もがんばらないかんなぁ。
今回のご縁は、京都芸術デザイン専門学校の先生とのつながりから。去年、イラスト専攻の学生さんをインターン生として受け入れたのです。その彼女も今年の卒業生として作品を展示していました。
これが彼女の作品。
でかい!でかいよ!w
いいなあ、たまには私もでかいもの作ってみようか。
彼女の描くイラストはそつがないというか、誰にでも受け入れやすい、やさしくてあたたかい感じなのです。
京都で雑貨のデザイナーとして就職することが決まっているそうですが、みなさんも近いうちにどこかで彼女の手による制作物を目にすると思うので、ぜひぜひ覚えておいてくださいましね!