女性の顔写真をレタッチするのと、メイクって似ている
今日は女性の顔写真をレタッチする仕事をしています。
私、そういうのもやるんですよ。
Photoshopでレタッチしていると、メイクをしているのとそっくりなのが楽しい。
レタッチってやりすぎると不自然になるので、手加減が必要です。たとえばしみひとつ消すのでも、「これは実際にメイクしたときにコンシーラーで消せるな」っていう程度まではやっていい、というのがひとつのボーダーラインです。
目のくまには、黄色か黄緑のカラコン(カラーコントローラ=色つきファンデ)が有効です。それは実際に自分がメイクするときの知識だけど、Photoshopでもおなじテクニックがじつは使えて、ブラシツールで10%くらいの濃さで薄緑色を差すと、自然な感じでくまが薄まります。
あと思うのは、ほんとうに人の顔っていろいろだなあ、ということ。
このかたはもうちょっとしみを消してあげたいな、とか、このひとはちょっと肌につや感がほしいな、とかきになるところは人それぞれです。メイクアップアーティストさんのしごとって、ひとりひとりに違う対応をしないといけないだろうから、そういうところたいへんなんだろうな…と、かってな想像ながら思いました。