料理のリアルタイムスケッチをしなくなった理由

あったかいお料理。点心

あったかいお料理。点心

料理のスケッチをするとき、以前はよく、提供されたらその場ですかさず描くということをしていましたが、最近あまりやらなくなりました。

なぜなら。

理由その1。提供されたらやっぱすぐ食べたいから。すごく速く描けはするけども、それでもやっぱり。

理由その2。そのモノが何であるか知った状態、つまり食べたあとのほうが良く描ける気がするから。

そこまで絵に反映されるかは謎だけど、どちらかといえば。あと、お店の性格によっては見た目とのギャップを大事にしてたりすることがある。それに気づけないと残念だし。

一方でご依頼の制作の場合は、写真などをみて描く場合がほとんどなので、逆に、見えない情報を補えるのが理想的です、言葉や資料によって。

 

リアルタイムでスケッチするのもそれはそれでおもしろいのですけどね。なんでも一長一短ある、ということです。

 

(注:全くやらなくなった、というわけではないです。あえてリアルタイムスケッチを使ったグルメ系の記事、なんかも面白いと思うので、雑誌や書籍の制作のみなさま、もしよろしければオファーくださいね。)

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