「すみません、名刺交換いいですか?」に代わるフレーズ10

名刺交換のイメージ

名刺交換のイメージ

交流会とか、大勢の初対面のひとたちと話す場面。あなたは、得意ですか?

私は得意とは言わないまでもまぁまぁ嫌いではないほうですが、あまり得意じゃなくて…という人も多いのではないでしょうか。

で、そういう場で初めて話しかけるときに「すみません、名刺交換させてもらっていいですか?」というフレーズを言うことが多いけど、それってどうなんだろうなって思うのですよ。

別に悪くはないんだろうけど、その後肩書きを確認しあって、へー…そうですか…→安心してしまって終了、っていう流れになりがちだし、それに、いかにもお仕着せであまり感じがよろしくないような気がして。

だから、いの一番で名刺は出さず、できれば話をした後に、っていうのが私の持論です。

自分が名刺交換した場面を振り返ってみても、

  • 先に名刺交換をして、そのあとほとんど話をしなかった

という場合と、

  • さんざん話をして盛り上がりすぎて、最後まで名刺交換をわすれていた(笑)

というケースを比べてみると、明らかに後者のほうが印象に残るし、その後仲良くなったり仕事をご一緒したりということが起こりやすいのは間違いありません。

役に立ちそうなフレーズ10

だったら、どうやって話をスタートしたらいいの…という話になってくるわけですが、そんなとき、こんなフレーズが役に立つかもしれません。

1. 今日はどなたといらしたんですか?
もしくは相手が複数でいるなら「みなさんご一緒にいらしたんですか?」
2. 何飲んでます?
ついでにビールをついであげたり。
3. その時計(アクセでもなんでもいい)、かっこいいですね!
なんでもいいけど、褒めるのは基本です。
4. どんな人探してますか?
必要な人材をいっしょにさがしてあげると一瞬で仲良くなれます。
5. 前にお会いしました?
業界の集まりなんかだと、あんがいカンタンに共通の知人が見つかったりします。
6. 初めていらしたんですか?
連続で開催されているような会の場合はよく飛び交うフレーズです。
7. すみません、こういうの慣れてなくて。みなさんどんな話をしていらっしゃるのですか?
どうか教えてもらえませんか?というスタンスで来られて気を悪くする人はあんまりいない。
8. 今日の感想を聞いてみる
例えばセミナーのあととかだったら、「どうでした?勉強になりましたよね」とか。
9. プライベートのことを聞いちゃう
例えばガタイのいい人に「なんかスポーツしてたの?」とか。ビジネス系の会でプライベートの話をしたって全然いい。
10. (フレーズじゃないけど)目が合った人に笑顔を返す
向こうから話しかけてくれるかも。

ビジネスだろうが婚活だろうが…

はい。

こうやってリストアップしてみると「クラブでナンパしてんじゃねーんだからよ」って声が聞こえてきそうですね。えへへ。

だけど、そもそも人と人がつながることなんて、ビジネスだろうがナンパだろうが合コンだろうが婚活だろうが、本質的には同じなわけで。

ともかく、名刺交換だけでつながりが生まれることはまれ、っていうのは多くの方が実感しているところなんじゃないかなって思います。

あとでフォローメールを送ったりFacebookで友達申請してみたりもしますが、関係を暖めるのにいちばん効果的なのは対面して話すこと。ならば、交流会の場でできるだけたくさん話しておけばいいんじゃない?あとからアポイントを取って再び会う手間とハードルを考えれば、そこポイントなんじゃないかと思うのです。

 

あと、だいじなポイントは「聞くこと、質問すること」。
自分の話を一生懸命語るばかりの人に遭遇することがありますが、これは本当にうんざりするので、気をつけて。なんなら自分の話はしないで、質問を投げかけてばかりいるくらいでちょうどいいかもと思う。

ようするに、名刺交換の順番やマナーがどうとかというよりは、そんなことよりもたくさん会話してその場で仲良くなるほうが得なんじゃないか、って思っているってことです。

 

私もそういうのけっして得意じゃないけど、今年もいろんな出会いがあればいいな!って思ったので、まとめてみました。
「交流会なんて苦手!」って方は、よかったら試してみてくださいね。

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