義足のモデル、エイミー・マリンズが革新的で超かっこいい!!

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わお。私と同い年だ、この人。

不勉強なもので、先日NHKでTED(番組のタイトルは「スーパープレゼンテーション」)で観て初めて知りました、この人の存在。

エイミー・マリンズ Amy Mullinsはアメリカの女優・モデル。両脚のひざから下がないが、陸上競技の選手としてパラリンピックにも出場したというスゴい人。

芸能人がオリンピックに出たとして、それだけでもじゅうぶんスゴいわな。

それはさておき、この人のつける義足がいちいちかっこいい。

Alexander McQUEENのショーでは、ぶどうのつるを彫刻した木のブーツだったり

まるで関節つきの人形みたいだったり。

走るときは超機能的でミニマムな義足。
専門用語で「チーターレッグ」と呼ぶらしいですが

アートな映画「Cremaster 3(2002年アメリカ)」ではほんとにチーターになっちゃったり

あと、私はこれ特にドキドキするのですが……透明の脚。
脚のむこう側が透けて見える。

脚のある人間には、どうがんばってもできないことですよ、これ。

 

プレゼンテーションで、彼女は言っていました。
「私の脚はもはや義足じゃなくて、身につける彫刻」
だと。

脚がないことはかわいそうでもなんでもない。この人にとっての「特性」であるばかりか「強み」なのです。それも、最強の。

自分の持ってないものを数えて嘆いてるヒマなんかない。自分の特性がどこで輝くかを探せばいいんだ。彼女のプレゼンテーションにとっても勇気づけられました。今後の活動にも注目です。

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