Minecraftを友達と遊ぶ方法。VPNマルチサーバー、Realmsのメリット&デメリットなど比較してみた[ Java版/Mac,PC ]

Minecraftを離れた友達と遊びたい、ということでマルチサーバーをはじめてみました。その時にいろいろ試してみたのでそのまとめです。Realms、レンタルサーバーのVPS、どう違うの?という方ぜひ読んでみてください。

私はこれまでいつもシングルプレイ+LAN内公開で家族で遊んできたのだけど、マルチサーバーにもメリットがありました。でも少し、手間もあった。

ちなみにここでは友達や家族、数名で遊ぶことを想定しています。マルチサーバーを公開して不特定多数のプレイヤーが遊ぶ場所にすることは考えていません。

マイクラを友達と同じワールドで遊ぶ方法は?

友達と同じワールドで一緒に遊ぶ方法はいろいろありますが、私が試した方法は次の3つ。

シングルプレイ + 「LAN内に公開」
同じ家の中で同じWi-Fiを使っている場合に。
Realms(レルムス)
Minecraft公式のマルチプレイサーバー。
自前マルチプレイサーバー
レンタルサーバー会社でVPSを借りて、そこをマルチプレイサーバーに仕立てる。

3つの方法がそれぞれどう違うのか、述べていきます。比較は記事後半にて

ほかの方法には、公式以外のサーバー提供サービス、自前サーバーを自分の家にあるコンピュータで仕立てる、VPNでトンネルした上でシングルLAN公開、などがあるみたいです。

マルチサーバーのメリット : ちょっと軽い気がする

はじめてマルチサーバー化してみて思ったのは、「動作が軽い気がする」。

私はこれまで、シングルプレイ+LAN内に公開する方法で家族と一緒に遊んでいました。

この方法は確実だし手軽だし良いのですが、そのかわり、公開する側のコンピュータにはかなり負担がかかるようです。私のMacはMinecraft中はいつも熱々でファンがヒィヒィ回ってました。

この状態がワールドの動作自体も重くさせ、家族が遊ぶPCでも描画ラグが発生します。公開する側のコンピュータはサーバーの役割をしながらプレイもしないといけないので、ある意味致し方なしなんですが。

ある日ちょっと思い立ってRealmsを試してみたところ、動作が軽いのに驚きました。寝たらすぐ起きるし、肉を食べ終わるのも早い、エリトラで飛ぶのに怖い思いもせず。

マルチサーバーを使うことで私のMacがプレイに集中できるようになり、軽くなったんだろうか。だとしたら、これはマルチサーバー化するメリットは大きいだろうなぁと思ったんです。

自前サーバーだと、アクセス集中の影響を受けない

ところがRealmsでは、接続できないことがたまにあります。利用が集中しちゃうことがあるようです。

ネザーアップデートの日は結局丸一日接続できませんでしたし、なんでもない週末に1時間ほど接続できなかったことも何回か経験しています。あそぼ!となった時に遊べないのは時間のない大人には地味にストレス。

それで、自前でVPSを借りてマルチサーバーを自分で構築するのはどうか?と思い立ちました。これなら、自分と友達だけのサーバーなのですから、アップデートだろうがなんだろうが、アクセス集中なんて関係ないですからね。

というわけでConohaというサーバー会社のVPSを契約して、自分用のMinecraftマルチサーバーを作ってみました。この手順についてはまた別の記事で紹介します。

自前サーバーは、パソコン知識がない人には全くおすすめしない

こうして私はVPSをレンタルしてマルチサーバーに仕立てたわけですが、これを万人におすすめするかというと、そうは思いません。

私はウェブ屋でもあり、サーバー周りのことはある程度知っています。だからそんなに苦労せずできました。でも知識ない人がやるとそれなりに苦労すると思います。

ターミナル、UNIXコマンド、SSHなんて単語を聞いて全く意味がわからない人。パソコン壊れたらどうすんの!怖い!ってすぐ思っちゃう人。そういう人は自前マルチサーバーはあきらめて、素直にRealmsを使ってください。そのほうが断然おすすめです。

サーバー会社の広告とか個人ブログを読んでると、かんたんにできるよ!みたいな書き口のページだらけなので、ご注意を。

どうしても自前サーバーがしたかったら、最低でもGoogle検索で必要な情報を見つけてこれるスキルをつけてからにしましょう。人に聞かなくても解決できることが重要です。

Minecraftをマルチプレイ(友達と遊ぶ)する方法の比較

Minecraftを友達と遊ぶ3つの方法について比較しました。

めちゃざっくりまとめると、こう。

方法メリットデメリット
LAN内公開いつでもすぐ遊べるホスト役コンピュータに負担がかかって重い。同じ場所にいる友達とだけ遊べる。
Realms軽い。かんたん。ミニゲームついてる。アクセス集中などでたまに繋がらない。
VPS自前サーバ軽い。アクセス集中の影響がない。構築がめんどくさい。サーバー知識が必要。

以下に詳細をまとめたので、自分に合った方法を検討してみてください。

シングルプレイ+LAN内に公開

  • 友達もいつでも遊べる?……No。ホスト役がMinecraftをプレイしている間だけ。なおかつ同じ場所にいる必要がある。
  • ゲームの動作……重くなりがち?ホスト役のコンピュータの負担が大きい。
  • はじめるには……Minecraftに元から備わっている機能なので、いつでも。
  • 接続の安定性……外部の影響を受けない。つまり「アクセス集中で接続できない」は起こらない。

Realms(Mincraft公式マルチサーバー)

  • 友達もいつでも遊べる?……Yes(サーバーを常時ONにしているなら)
  • ゲームの動作……軽い(環境による)
  • はじめるには……思い立ったらすぐ使える。公式サイトでカード番号を登録するだけ。
  • サーバーの設定……何もしなくていい。
  • ゲームの設定……すべてMinecraftのゲーム画面だけでできる。友達の招待、サーバーのON/OFF、シングルプレイデータのアップロードなど。
  • アクセス制限……デフォルトでON。招待した友達だけがアクセスできる。
  • オプション……ミニゲームや特殊ワールドなどがついている。
  • 接続の安定性……アクセス集中の影響か、つながらない(遊べない)ことがある。頻度は数ヶ月に一度〜月に数回。特にアップデート直後などはひどい?
  • 無料利用期間……1ヶ月間
  • 料金……月額900〜1,000円くらい(記事執筆時点)

レンタルサーバーのVPSで自前マルチサーバー

  • 友達もいつでも遊べる?……Yes(サーバーを常時ONにしているなら)
  • ゲームの動作……軽い(環境や設定による)。
  • はじめるには……サーバーの契約からサーバー構築を自分でする必要がある。
  • サーバーの設定……サーバー会社のコントロールパネルやSSHで操作する。
  • ゲームの設定……サーバー上のファイルを書き換える(つまりFTPやSSHの操作が必要)。
  • アクセス制限……デフォルトでOFF。IPアドレスさえ知れば誰でもアクセスできる。制限をしたければ自分で設定を変える(それにはサーバー操作が必要)。
  • オプション……MODなどは自分でインストールする(サーバー操作が必要)。
  • 接続の安定性……自分と友達しか使わないなら、アクセス集中の影響は受けない。ただしサーバー会社のコンピュータ自体が落ちることがあれば落ちる(が、頻度は数年に一度にも満たないはず)。
  • 無料利用期間……契約するサーバー会社による。
  • 料金……サーバー会社&選択するプランによる。スペックを上げると高額になる。おおむね月額1,500円〜くらい。

Minecraftマルチサーバーをはじめる際の疑問

私がマルチサーバーをはじめるときに疑問に思ってたことを挙げてみます。

今まで遊んでいたシングルプレイのワールドデータを、マルチサーバーへ引き継いで遊べる?

できます。Realmsの場合はMinecraftのゲーム画面から操作できるのですごくかんたんです。自前サーバーの場合は自分でデータをアップロード+サーバーの設定を書き換える必要があります。この方法も自分で試してみたので、また別の記事で紹介します。

VPSじゃなくて普通のレンタルサーバーでできないの?

できません。一般的にウェブサイトを載せるのに使う共用レンタルサーバーは、ウェブサイト公開用にお仕立て済みのコンピューターを、お客さん数名が相乗りする感じで提供されています。だから深い設定は客が勝手に変えることはできません。マイクラサーバーに仕立てるにはまあまあ深い設定がいるので、共用レンタルサーバーでは無理です。

VPSは「仮想だけどプライベートなサーバー」の略称で、サーバーコンピュータを丸ごと一台借りるのに相当します。だから設定も自由、マイクラ用に仕立てることもできて、マルチサーバーとして使える、というわけなんですね。

自前マルチサーバーにチャレンジしたい人はこのサーバーがおすすめ

私はConoha(コノハ)というサーバー会社を使っています。

VPSならだいたいどこのサーバー会社でも安く提供されているのですが、Cohohaの特殊なところは、「マイクラサーバーテンプレート」ってものが用意されているところです。

これはどういう意味かっていうと、Minecraftマルチサーバーに必要なプログラムがあらかじめインストールされてて、設定もしてあるサーバーを借りることができる、ということです。

本来は自分で構築作業……サーバープログラムをダウンロードしてきて、コマンドとか使ってあれこれ設定して……ってやらないといけないところを、全部すっ飛ばして自動で完了!ってこと。ちなみに統合版のセットもちゃんとあるよ。

正直、このConohaのテンプレートがあったから自前マルチサーバーやってみよかな?と思ったんですよね。そうじゃなかったらたぶんやってないです(面倒なの知ってるから)。

構築するまでならほんまアホみたいにかんたんでした。ただその後セキュリティ対策やアップデートなど色々作業が出てくるので、やっぱりある程度のサーバー知識は要りますけど、これを機会に勉強してみよ!という人にはうってつけだと思います。

関連記事