売上アップに水彩イラストを使う?!西宮のあるお店が実際におこなった作戦とは
西宮市内のあるお店から、非常に素敵な使い方のイラストの制作発注を頂いたので、その事例を紹介します。
阪神間の素敵なお庭のお宅をイメージしたガーデニングのイラストで、チラシを作りました。ご依頼主様のブランディングに、水彩イラストが一役買っているようですよ。
横並びから抜け出すために、イラストを利用
これは、お庭に設置したサンルームのイメージイラストです(実物はかなり大きなサイズです)。発注元はエクステリア施行会社で、こうしたサンルーム、ガーデンルームの設置を受注していらっしゃいます。このイラストは、その施行会社さんの販促チラシに使われたものです。
以前からこちらでは折り込みチラシを定期的に配布していましたが、資材仕入れ元からの定型のデザインのものでした。複数の店舗が同じ見た目のチラシを配布することになるため、その中でもなんとか印象に残るような工夫ができないか、ということでイラストを利用することになったそうです。
阪神間のイメージを全面に
イラストは阪神間の高台や海のそばにある高級なお家をイメージしています。実際に施行されたお宅を参考に、緑や海の風景が見えるよう工夫して描いています。
また、発注主は植物とガーデニングのエキスパートでもあります。チラシは年に数回発行されます。今も隔月でイラスト制作のご注文を頂いていますが、その度にそれぞれ違う季節の木々や花を描きいれていき、ていねいに手をかけて作った美しいお庭のイメージを作り上げていきます。
こうして、いまや関西だけでなく全国からも住みたい街として注目される西宮・阪神間のイメージをイラストにし、二つ折りのチラシの表紙面に大きくあしらいます。
完成したチラシはカレンダーとしても利用できるようになっており、長期間手元に置いてもらえる工夫がしてあります。
チラシなのに、コレクションするというお客様も
お客様の中には、イラストが大きくあしらわれたこのチラシが新聞の折り込みとして家に届くと、捨てずにずっと取っておくという方もいらっしゃるのだそうです。
息の長いブランディング効果
そうなると、施行会社の名前が見込み客の手元にずっと残ることに。サンルームの施行はそれなりの出費ですから、購入の決断までには時間がかかる傾向にあり、チラシを取っておいてもらえることは良い効果を生むと予想されます。
イラストを起用したからといっていきなり売上が倍増!という夢のような話はないと思いますが、確実に発注主様のブランディングに役立っているようです。これからもじわじわと売上効果を発揮してくれたらと思います。