WordPressの関連記事プラグイン「Contextual Related Posts」でタイトルが表示されないときの解決法
ブログサイトでは記事の終わりに関連記事へのリンクを並べるのがよいということで、WordPressには関連記事表示用プラグインというのがかなりたくさんあります。
その中から「Contextual Related Posts」というのを導入してみました。が、どうにも記事タイトルが表示されない。
テンプレートをいじってみたり、プラグインの中身をみたりいろいろ試してみたのですが、解決法はとてもあっさりしたものでした!
事象
関連記事表示用プラグイン「Contextual Related Posts」を新規インストールして有効化します。
次に投稿ページを見てみます。するとちゃんと関連記事は表示されているんだけれども、なぜかサムネイルだけが表示されて、記事タイトルが表示されてない……。
サムネイルなしの状態に変えてもこのとおり。
あれれれ。
解決方法
プラグインの設定ページ(ログイン後、サイドバーから 設定>Related Posts)へ行き、「Limit post title length (in characters)」に設定された数値を大きくします。
どうやら、元の設定ではこの文字数におさまらないタイトルは表示させない、というような仕組みになっているみたいです(よくわかりませんが)。
デフォルトでは60になっているのを、500とかにしてみます。
これで無事、記事タイトルも表示されるようになりました。
Contextual Related Postsの設定
でもContextual Related Posts、便利です。自動的に関連ポストが選ばれるタイプのプラグインですが、インストールすると各投稿ページに現れる入力ボックスでこ記事を特定することもできるようです(ただし入力するのは記事ID)。デフォルトで用意されているサムネイルの表示も綺麗です。
ただ設定ページが英語なので、苦手な人には苦手かもしれませんね。タイトル文字数以外で、使いそうな設定を紹介しておきますね。
Automatically add related posts to:
関連投稿のリストは、投稿の最後に自動で付加されます。各投稿タイプのページで、それを行うかどうか。リストの表示位置を自分でカスタマイズしたい場合は、テンプレートファイルに次のコードを挿入します。
<?php if ( function_exists( ‘echo_crp’ ) ) echo_ald_crp(); ?>
Find related posts based on content as well as title:
関連投稿のリストを、投稿タイトルだけをたよりに行うかどうか。チェックを外すとタイトルだけを使うようになります。作者のおすすめはこのチェックをONに、加えて「Cache output?」をONにする(または他のキャッシュプラグインを使う)とのこと。
Post types to include in results:
関連投稿のリストのなかに、個別ページやメディアを含むかどうか。
Title of related posts:
関連投稿リストの上に表示されるタイトルのことです。表示中の記事タイトルを%postname%で表せるので、
「<h2>『%postname%』の関連記事はこちら</h2>」
といった書き方もできます。
Show post excerpt in list?
リスト内の記事それぞれに「抜粋」を表示しますか?という設定。文字数はそのあとの設定で変えられるようです。
Location of post thumbnail:
サムネイルの表示のしかた。サムネイルなし、文字だけのリストにする場合は最後の「Do not display thumbnails, only text.」を選択します。