江戸時代の古文書から再現された「からくりおもちゃ」がおもしろい!
朝ご飯を食べながらテレビを見てたら、こんなのやってました。
古文書から再現して作られた、江戸時代のおもちゃを展示するギャラリーだそうです。
ウチの界隈では引き続き電子工作ブームですが、これもしかして、Arduinoとかと組み合わせたらすんごいかわいいモノができちゃったりして?!
紹介されていたおもちゃは、どれも比較的単純な機構でつくられていて、遊び方もとてもシンプルです。
たとえばこんな感じ。
猫のついた箱のふたをひっぱると、ねずみが「ちゅう!」と言って飛び出してくるもの。
ふたの裏に音の出るパーツがついていて、ねずみが飛び出すときに圧迫されるようになっているらしい。
筒についたツマミを引き上げると、後光差す観音様がとびだすという、なかなかシュールなおもちゃ。
後光は和紙でできています。何度出し入れしても破れたりはしないのだそうです。和紙って相当優秀なんですよ。
いちどに笛と太鼓、両方を鳴らせる笛。
吹くと風車のようなパーツが回転して、球と羽根が連続して太鼓を叩くので、ミニマルミュージックみたいな妙なリズムが鳴っていたのがおもしろかったです(笑)。笛が二本立てになっているのがポイントで、笛と風車の動力に一本ずつがあてられています。
以上、テレビで紹介されていたものの中から印象的なものだけスケッチでご紹介しました。もちろん、実際にはもっとたくさんあるのですが。
これらは、「奈良町からくりおもちゃ館」の女性館長の手によるもの。古文書には作り方まで書かれているわけではなく、絵だけしか載っていなかったりもするのだけど、それをひとつひとつ読み解いて試行錯誤しながら再現していったものなんですって。
なかなか、インスピレーションを刺激されそうなモノたちです。休日のお出かけにいかがでしょうか?こんなに面白そうなのに無料で見学できるそうですよ。詳細は下記リンクをご覧ください。
参考リンク
紹介動画–ならるっく~奈良町からくりおもちゃ館~