iPad Pro、どっちのサイズを買うべき?11インチで正解だった(イラスト利用)
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iPad Proを買う前に私もさんざ悩んだけど、小さいほうにして正解だったと思う。ちなみにこれを書いている人はイラストレーターでありウェブサイト制作や開発もやっている人です。
イラストを描くなら大きいほうがいいに決まってる!って意見が多いですが、実際に描く人の立場からそれってどうなん?と思ったので。大きさで迷ってる人、参考にしてくれたら嬉しいです。
イラスト=大きいほうがいいに決まってる、は短絡的すぎる
仕事でイラストを描く立場から申し上げて、11インチにしてよかった。これ以上重かったとしたら、手が疲れてしょうがないわ。重い=疲れる=仕事がすすまない、つまり時間あたりの稼ぎが減るってことなので機動力は大事なのだ。
「私は11インチにしましたが、イラストを描く方は大きいほうが良いでしょう(描かないので知りませんが)」みたいなことを書いている個人ブログさんはあちこちで見たけど、自分を信じてよかったな。
「カンバスは大きいほうが良いに決まってる」というのは、短絡的にすぎる。描かない人がイメージでもの言うとそうなるんでしょうね。
テーブルにベタっと置いて背中丸めて描くならどんだけ重くても関係ないんだろうけど、みんなそうなんですかね?少なくとも私はペンと反対の手で持つなり支えるなりして描くし、絵描く人はその方が多いんちゃうかと思うんですけど。
漫画とかオタク系の人はテーブルにベタ置きが多いんやろか。知らんけど。私はベタ置きして上から見ながら描くのって違和感あるわ。ヒザに画板とかイーゼルに向かって描く訓練をした経験から来てるんやろか?
まあその辺は一口に絵描きといっても人それぞれ千差万別のスタイルがあるのでどれが正しいってことはありません。ただともかく私は、11インチの軽さじゃなきゃ耐えれんと思いました。
iPad Pro11インチ+Fresco、広さは十分
ソフトの話をしても、11インチで後悔してない。狭くてどうしようもない!こりゃ大きい方買うべきだったな、みたいな体験は今んとこないんですよ。
例えばAdobe Fresco。iPadがオトモになってこのかたすっかり仕事道具として定着したのですが、仕事利用でも十分いけてるなあ、と思います。
たぶんUIがよく練られているのだと思います。大きい画面が快適なのは当然として、限られた小さい画面範囲でも良く使えるように。
iPad対応のペイントソフト最近増えてるけど、どれもそれぞれに工夫されててすごいなあというのが素直な感想です。
iPad Proをイラストだけに使う?そんなわけない
iPad Proをお絵描き用途に、って考えている人が忘れていると思うのは、「お絵描き以外の用途では一切使わない」なんてことはないでしょ、ってことです。
それなりのお値段するんだから、普通いろんな用途で使い倒したいじゃないですか。まあ、お金が有り余っててガジェットは使い捨てで乗り換える方は別なのでしょうけど。
お絵描き以外の用途において、片手で支えつつ片手で操作する場面がいっぱいあります。そのとき、12.9インチは重すぎると思うのです。11インチでも、寝転がって片手で上に持つと、決して軽いとは言えないくらいなので。女性は余計そう感じると思います。私、左手鍛えてどうすんねやろ、と。
iPad Proは画面も綺麗なら音もそこそこ良いから、動画見るのも幸せですよ。仕事場でお昼食べながらNetflix観るのすごい楽しいです。そしてせっかくだから本読み端末としても活かしたいでしょ。Apple Pencilでメモ取るのもラクよ。あと何気にゲームもしたいでしょ。ちなみに私は流行りのPUBGとかではなく地味な麻雀ゲームにハマってます。牌が大きくてリアルでいいんだもん。
仕事場だけじゃなく、移動中とか、ベッドやソファーでとか。いつでも使い倒したい魅力的な端末だからこそ、小ささが効いてくると思ってます。
まだまだMacの代わりにはなれない
AppleはiPad Proを売り出すのに「コンピュータを超えた1枚のガラス板」みたいなキャッチコピーをつけました。つまりAppleが言いたいのは、iPad ProがMacの代わりになりますよ、てこと。
12.9インチというサイズの存在理由はこれだと私は思っています。コンピュータを超えますと言うからには、仕事用Macの最低限=13インチに匹敵する画面サイズじゃないといけなかった。トラックパッド付きキーボードやマウスが使えるようになったのもその思想を表していますね。実際、大きい方を買った人の話を聞いても、Split Viewをしても十分に作業がしやすいという点ではとてもいいそうです。
が、Appleの理想とは裏腹に、現場ではiPadがMacを置き換えられるには至っていません。少なくとも私には、仕事に必須の作業にはMacがまだまだ必要です。この辺は前の記事でも書きましたが( »iPad ProとMac Book、どっちを買ったらいいの?プロイラストレーターの答えは )、Macを捨ててiPadだけで仕事をできるようになる未来は少なくとも数年先か、もしかしたら永久に来ないかも。
結局仕事の上では「サブマシン」というポジションに落ち着かざるを得ないiPadが、Macとほぼ同じ大きさの画面である必要はあるのか。ないんじゃない?小さくて取り回ししやすほうが嬉しいんじゃない?
というわけで、小さい方を買って正解だったなと思うわけです。
でね、iPad Pro 11インチは、なんとクラッチバッグに入るのよ。Apple Payを設定しておけば、これひとつでマクドヤリングも可能。今日は文章を書く!とかFrescoの作業だけする!と決めていけば集中力が上がるから、Macほどできることが多くないのもかえってメリットになるかも。
どっちのサイズにするかまだまだ迷っちゃう人は、Amazonのレビューも見ておこう(ただし買うのはApple Storeのほうがオススメ)。ただセルラーモデルはApple Storeでないと買えないそうです。