[ニューカレドニア一人旅日記:8]地元のおばちゃんと無限ループの罠

カヌメラ湾

イルデパンに着いた翌日の朝、カヌメラ湾へ歩いて向かった。宿から最も近いのがクト湾で、砂州をはさんだすぐとなりがカヌメラ湾という地理なのだが、このふたつの湾は全く表情が違う。

クト湾は真っ白で広い砂浜が広がっていて、のんびり泳ぐのにいい。一方のカヌメラ湾にはびっしりとサンゴが生えている場所があって魚が多く、シュノーケリングに最適。私はやっぱり魚と泳ぐのが好きなので、翌日にもかけて堪能した。

昼頃に雨が降ってきて、いい頃合いだしランチにしようと思った。近くに海の家みたいなつくりのカフェレストランが見える。そこへ行ってみたら、満席だった。

[ニューカレドニア一人旅日記:6]イルデパン 嗚呼イルデパン イルデパン

イルデパン空港

最後の2.5日はIle des Pinsで過ごした。本島から東へ飛行機で1時間くらいのところにある離島で、ハネムーンの日本人もたいていここへ寄る。田舎で、海も輪をかけて素晴らしいと聞いていて、前から行ってみたいとずっと思っていた。

Ile des Pinsはフランス語の名前で、「イルデパン」と読む。直訳すると「松の島」。

松島、ですか…。

[ニューカレドニア一人旅日記:5]ココヤシ広場で”ゆんたく”

ココティエ広場のようす

ヌメア市街の真ん中にでーんと横たわっているのがPlace des cocotiers(ココティエ広場)。ココティエは椰子のこと。でも実はあんまり椰子植わってない、というツッコミはさておく。石畳が小洒落た、フランス風な広場。その中で、色とりどりの長いワンピースを着た色黒の女性達が集まってゆんたく(沖縄語でおしゃべりのこと)している。南国のゆるい空気がいっぱい漂っている。

10日間の一人旅。オカネはないけど、時間だけはたっぷりあるんだぜ!炎天下を必死で観光するのはしんどいたちなので、その日は読書でもしながらその広場の空気を味わうことにした。

しばらくして、一人のおじさんに話しかけられた。風貌からしてメラネシアンというか、現地の人である。派手なシャツを着ている。こういうときに気ままに話ができるのは、一人旅の特権じゃないかな?

[ニューカレドニア一人旅日記:4]魚群でフィーバー

いろとりどりの造花屋

ヌメアの街中でいろとりどりの造花屋を見つけた。海中も、おおげさじゃなくこれくらいカラフルだった。

マンタを見た次の日は、巨大なリーフの真ん中あたりにあるポイントへ連れて行ってもらった。ニューカレドニアの海がどれだけ豊かか、改めて思い知らせてもらった日になった。

[ニューカレドニア一人旅日記:3]マンタに遭遇、その価値は

船上にて

初心者スキューバダイバーのあいだでは、「マンタを見たことがある?」という会話はアイサツみたいなもんである。

ものすごくでっかくて平べったい魚である。ヒレをゆったりと羽ばたかせるようにしながら泳ぐ姿がなんともいえず優雅で、かつ迫力がある。他に初心者のテンションを上げる効果のある生物には、ウミガメ・ナポレオンフィッシュ・クマノミ(いわゆる「ニモ」)などがあるが、これらは割と遭遇率が高い。対して、マンタは臆病なうえに、決まった場所にしか現れない。

だから、経験の少ないダイバーにとってマンタは特別な存在で、憧れの的なのだ。

[ニューカレドニア一人旅日記:2]サンゴアルカナイ。

カナール島(l'îlot Canard)

ヌメアの街中

私が宿をとったヌメア市街から車かバスで20分ほど行ったアンスバタ。ここはビーチとショッピングセンターと何軒ものホテルがある、いわゆるリゾートエリア。このアンスバタのビーチから海を眺めると、すぐ近くに小さな島が見える。これがカナール島(Îlot Canard:イロカナール。鴨島?)。午前中にスキューバダイビングをして、午後はここへ行ってみることにした。

[ニューカレドニア一人旅日記:1]透明なレモン湾と、しゃべりすぎるおっさんの話

ユースホステル・ヌメアからの夕景

2008年の11月に、ニューカレドニアで一人旅をしました。以前にmixiで友達向けに書いた日記ですが、読み返してみたらなかなか濃い旅でおもしろかったので再編集のうえ公開します。

ヌメアではユースホステルに泊って半自炊、イルデパンでも最安値のジット・クベルカに宿をとりました。
ニューカレドニアの旅行情報はハネムーン向けのものがおおく、安旅/一人旅情報ってなかなか見つかりにくいので、これから行かれる方の参考になればとおもいます。

ヌメア市内。ユースホステルのある丘から海を見下ろす
ユースホステルのある丘から海を見下ろす。

シンガポールでは、政府主導の無料Wi-Fi「Wireless@SG」が使えるらしい

business_mobile

business_mobile

こんどシンガポールを旅行するので調べてみたら、なんともうらやましい話。だれでも無料で使えるWi-Fiネットワークがあるんですって。だれでも、にはもちろん旅行者もふくまれています。

日本語の情報もけっこうあるので、ご紹介しておきますね。シンガポールへ行かれる方は、どうぞご参考に。

“絵心”とか”感性”とか、あんま言わないでー!

4つのドーナツ

4つのドーナツ

「絵を仕事にしてます」って話すと、こんなことを言うひとがいます。

「すごいですね!私は絵心がないから〜。」

「すごい!すばらしい感性をお持ちでいらっしゃるのですね!」

なんかね、正直……この反応、好きじゃない。

 

「悪気があって言ってんじゃないじゃん!!褒められて文句言うとか何様?!」って脊髄反射しないでね。お気持ちはちょうだいしております。